【上家】「紀伊国名所図会」に見る円明寺村
私の曾祖母・玉置カネの実家・上家が住んでいた円明寺村についてなにか分かればと、ネットで見つけた本を買ってみました。
2011年に和歌山県立博物館で開催された特別展「中世の村をあるくー紀美野町の歴史と文化ー」の図録です。オールカラーで203pp.
「第三章 真国川流域をあるく」の「第三節 神人と山伏とー石走村ー」に円明寺村についての記述がありました。
円明寺村は細野荘の領域にあり、中世には石走村と呼ばれていたようです。
現在の細野地域(細野荘)は、中世には石走村(いしはしりむら)と呼ばれていました。神野・真国荘は東隣の鞆淵荘と石走村の領有をめぐって争いをします。そのため、石清水八幡宮の神人と、天野社の長床衆とが激しく戦った場所です。また荘園の内部でも、公文職をめぐって志賀野氏と長床衆とが争っていました。中世を通じて、係争地となっていました。
「紀伊国名所図会」という書物にある円明寺村の絵図が載っていました。
調べてみると、国立国会図書館デジタルコレクションで見ることができるようです。
図録に載っていた部分は三編(三之巻)の42ページにありました。
(自分で一通り探しても見つからず、妻に探してもらったらすぐ見つかりました。。)
細野郷について書いてありますが、なんて書いてあるか読めない。。
この本はなかなか面白くて、
幽霊とか
龍とか
寺院を火から守る龍と神様?とか
絵を見てるだけでも面白い。